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石山工業所がWBハウスを選んだわけ その4.  少ないエネルギーで、夏を快適に過ごせるから。

Date:2025年10月16日 | Category:

WB ハウスが夏でも快適な理由は、大きく2つあります。

1つ目は、壁の中を空気が通り抜ける「通気層構造」。これによって家の中にたまった熱を自然に外に逃がすことができます。

 

最近では外壁通気工法と言われる、通気胴縁を使って外壁の内側に通気層を設ける工法が一般的になってきました。

WBハウスには、この外壁通気層(第1通気層)に加え、断熱材と室内の壁の間に第2の通気層を設けているのです。

真夏の猛暑の時期は、日中、日差しが照りつけると、室内の壁に熱がこもって夜になってもなかなか冷めず眠れない、という経験された方も少なくないと思います。

熱のこもった壁に囲まれた部屋を冷やすには、相当の電力が必要になります。

WBハウスの第2通気層は、温度が上がりにくい床下から冷えた空気を取り込み、室内に侵入しようとする熱を上昇気流に乗せて、棟に設けた排出口から抜くのです。

一般的な外壁通気工法で建てる家は、WBハウスでいうところの第1通気層だけですが、第2通気層を設けることで熱を遮る効果が大幅に高まるのです。

 

2つ目は、室内の余計な湿気を吐き出す、室内壁の作用です。

快適な室内環境は、温度だけでなく湿度によるところも大きいのです。

例えば、温度が27℃でも湿度が50%なら不快とは感じませんが、湿度が60%を超えると多くの人が暑いと感じます。

以前、ブログでWBハウスの調湿性能についてご紹介しましたが、 WBハウスでは他にも調湿効果を高める工夫として透湿性クロスを採用しています。

室内は、人が吐く息や調理などにより、外よりも湿気が溜まりやすいのです。

透湿性クロスは、室内に溜まった湿気を室外に逃すので、湿度を抑えさらっと快適な状態に保ってくれるのです

WB ハウスは、一般的な住宅が備える断熱性能の高さに加え、透湿クロスにより湿度コントロールを行い、第2通気層から余分な湿気と熱を外に排出します。

この、通気・断熱・湿度コントロールをバランスよく組み合わせることで、過度にエアコンに頼らずとも快適な夏の暮らしが実現できるのです。

 

以上が、石山工業所がWBハウスを選んだわけの4つ目、少ないエネルギーで夏を快適に過ごせるから、です。

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