アイ・エスホーム|株式会社石山工業所

建築ブログ

耐震改修工事@さいたま市岩槻区

Date:2023年7月20日 | Category:

当社のお近くにお住まいの、これまでにご依頼いただいたことがない新規のお客さまより、お声掛けいただきました。

「地震に備えて家の耐震性を補強したい」と。

2階建てのお住まいの耐震性アップは、2階部分を支える1階の補強がまずは重要です。

ではいきましょう、まずは玄関のビフォーの状態から。

外から ビフォー

ごく普通の玄関です。

この写真ではわかりませんが、間口が狭くこの面を補強しようとすると、この玄関を補強する必要があります。

中からビフォー

室内から見ると開口部が多いですね。

見た目にもわかるように、窓やドアは壁に比べて弱くなります。

耐震診断のできるソフトに既存の図面を入力して、どの部分を補強すると耐震性が高まるかを明確にし、耐震壁を入れていきます。

解体中

玄関ドアと壁を一旦撤去します。

向かって左側、光の入る窓だった部分は、

土台設置

このように土台を設置して耐震壁を設置し、

玄関アフター

モルタルで仕上げました。

あわせて開閉が楽な、引き戸に変更しています。

身体が不自由になると、扉の玄関は手前に開くときに身体を後退させる必要があるので負担になります。

引戸ならその必要がないので、将来のことを考えると有効です。

階段室ビフォー

こちらは室内の階段室。

窓のある部分は補強が難しいので、

耐震壁設置

窓と階段の間にあるこの壁に耐震壁を設置します。

この耐震壁を設置できる最小サイズの幅は910mm。

尺モジュールといわれる昔から使われている基準の1グリットです。

さて、今回は耐震補強にあわせて、動線の改善も行います。

玄関ホールビフォー

左手にリビングがあり、廊下の奥の左手の引き戸の奥にキッチンがあります。

リビングとキッチンを行き来するには、この扉と引き戸を2度開閉しなければなりません。

両手がふさがっていては、行き来できないということ。

一方で、

リビングのカウンター

こちらは、リビングからキッチンを見たところ。

大きなカウンター越しに、食事の準備や後片付けはスムーズにできますが、大きな荷物は出し入れできませんし、なによりも行き来するたびに出たり入ったりするのは煩わしい。

リビングの出入口

とはいってもこの壁を撤去するわけにはいきませんので、この扉だけを撤去します。

石膏ボード撤去

補強できる壁と、撤去する扉の上の石膏ボードを外し、

建具撤去&耐震壁設置

耐震壁を設置しつつ、扉とその上部の下がり壁部分を撤去しました。

リビングアフター

クロスを貼り直してリビングの工事は完成です。

耐震補強をしつつ、スムーズな出入りが可能となりました。

キッチンビフォー

キッチン内部の模様です。

冷蔵庫の右手に引き戸があります。

この引戸も撤去します。

壁面撤去

この通り、こちらは壁ごと撤去しました。

このままですと、玄関とリビングとキッチンを仕切るものがなくなり、夏冬の冷暖房効果が悪くなりますので、

施工中

階段に沿って壁を設けます。

と同時にシューズクロークも設け、

アフター

このように仕上がりました。

ビフォーアフターで並べてみるとこんな感じ。

ビフォーアフター

シックな感じに仕上がりましたね。

さらに開放したリビングには、

壁掛けTV

壁掛けテレビと棚も造作して床置きしないで済むようになりました。

お掃除が楽チンですね。

今回のメインである耐震工事については、これ以外の場所にもたくさんの耐震壁を設置しています。

例えば、先ほどご紹介したキッチンの冷蔵庫の裏側の壁、

キッチン

リビングの隅、

リビング

和室の上下、

和室の壁

2階の居室も。

2階の洋室

地震が増えています。

「30年以内に大地震が起きる確率は70%」というNHKの番組が放送されて4年が経過しました。

その時に備えて、耐震性に不安がある家に住まわれている方は、早急に対策を講じられることをお勧めいたします。

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